スタッフブログ 齋藤事情vol.8 仙台の質屋 うつぼ
こんにちは!
質担当の齋藤です🌼
突然ですが、問題です!(ででん♪)
今日7月8日は何の日でしょうか!?
①禁酒の日
②お酒をいっぱい飲んで良い日
③質屋の日
正解は…
③の【質屋の日】でした!!!🎊
…問題出すのが下手くそでした(;^ω^)
そうです!
7月8日は「七(しち)」「八(や)」の語呂合わせで【質屋の日】といわれています💡
「安心して利用して」をキャッチフレーズに、質屋の存在をもっと広く知ってもらおうと
各都道府県の質屋組合連合会で組織される全国質屋組合連合会が制定しました。
そんな質屋の日がある今月は
齋藤の飲酒話ではなく、質屋の歴史について語りたいとおもいます😎📚
日本での質屋の起源は、なんと700年以上前の鎌倉時代といわれています。
当時は『戸倉(とぐら)』と呼ばれており、鎌倉時代初期の歌人・藤原定家の日記にその名前が登場、
その内容によると酒屋が兼業として行っていた[物々交換等]が質屋の原型だったようです。
その後は地方の領主などが「担保付きの貸付」を行い
庶民たちは質草(質屋に預ける品物)を担保にお金を借りることで生活が安定し経済も発展、
庶民の金融機関の中心となる存在でした。
そして江戸時代に入ると質屋の数は爆発的に増加し
【質屋取締令】という法令も施行され、戸倉から現在の『質屋』へと名前が変わります。
江戸時代に入ると質屋自体も変化していきます🧐
現代の質屋で預かるものといえば、ブランド品や宝飾品、高級時計等が主流ですが
当時は着物やキセル、
火鉢や大工用品等が預けられていたようです。
反対に、武具や将軍家の家紋が入った品物を預けるのはNGだったそう。
また、火事が多かったことから、火に強い『土蔵造り』で質屋さんが作られていたようです。
…火事で質草が燃えてしまったら大変ですからね😱
ぐーんと時代が進み1970年代頃からは無担保や保証人なしで融資するという仕組み(後の消費者金融・サラ金)ができ、質屋に変わり、そのような所からお金を調達する人たちが増加していきました。
ですが、リーマンショックが起きた2007年以降、
世界中の金融関係の株が下落していく中、質屋の株だけが高騰するという現象が起き始めます。
周囲は無担保で融資する中、
質屋だけが【担保を取る】という金融商売の基本を貫いた結果、質屋は再び注目を集めていきました。
といった歴史が質屋にはあるようです!
長く書いてしまったので、お酒でも飲みながらゆっくり読んでください🍺(齋藤が飲みたいだけ)
このように時代ごとに変わっていく質屋を調べるのも面白いですね😳
齋藤も勉強になります✍
今では質屋だけではなく買取専門店も全国各地に増え、
利用したことがある方も沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
質屋に品物を『預けて』その価値の範囲内でお金を『貸りる』。
買取店に品物を『手放して』その価値の上限額を『手に入れる』。
どちらもお金を手に入れられますが意味合いが全くをもって違います。
これが質屋と買取専門店の大きな違いです!
ちなみにうつぼは、質預かり・買取のどちらも専門で行っております。
(↑うつぼで全部済んじゃうじゃん🙋)
では消費者金融はどうでしょう?
そうです、審査のために申込者の信用情報を調べます。
もちろん審査が通らなければお金は借りれません😢
質屋では、審査はなく品物の価値で融資金額を決めるので、
信用情報に不安がある方でもご利用いただけますし
事前に利息のみを支払うと期限の延長もでき、
元金と利息をお支払いいただくと品物が手元に戻るというシステムです。
万が一。そう万が一、「支払いができないぃぃッ」となった場合、
元金と利息の返済はしなくても良いというメリットが質屋にはあります🙆
お客さまのご都合にあわせてお使いいただけます!
みなさんの周りにも質屋はあると思いますが、
例えば
A質店:融資した元金で利息が変わる
B質店:100万円以上の融資で4%の利息・10万円以内で8%の利息
など質屋さんごと、元金に対しての利息は変わってきます!
受戻しや延長の際に必ず発生する利息ですが
そのパーセンテージは低い方が良いに決まってますよね…🤔
うつぼ質店の利息は一律で月3%に設定しております✨
1万円借りても100万円借りてもパーセンテージは変わりません。
手放したくない大切な品物は、売らずにうつぼ質店へ。
買い替えなどで品物を手放すときは、最高額でうつぼに売却。
きっとあなたのお役に立ちます♪
さて『7月8日は質屋の日』ということで、
鎌倉時代から続いている質屋の歴史についてお話しました。
次回の齋藤事情もお楽しみに🌼